専門分野の筆記試験、実技テストが多いのが看護学校の特徴です

看護大学・短大・専門学校では、まず講義形式で看護師に求められる知識や教養、技術を学ぶことからはじめます。医療の基礎知識(人体の仕組みや、医薬品や栄養についてなど)、看護技術の基礎、全ての分野の看護学など、多くの専門科目が用意されており、卒業のために必要な授業数が定められています。

看護学校の特徴として、臨床現場で必要となる知識を確実に習得するため筆記試験や看護技術の実技テストなどの専門分野の試験が頻繁に実施されることがあげられます。そして習得した知識や技術を看護の場面に結びつけるための実習をあわせて行うことで、本物の看護力を養っていきます。

実践の学問である看護では、実習が欠かせません。そのため専門科目では入学1年目から積極的に演習を行います。ボランティアの模擬患者さんに協力してもらって、血圧や体温の測定、食事の介助をしたり、人体模型を利用して注射や点滴、呼吸音の確認などを行います。

2~3年になると、医療現場である病院や地域の施設に出向いて臨地実習が行われます。病院では、他の看護スタッフに混じって朝の申し送りから参加し、指導役の看護師から助言をもらいながら、学生が学校で学んだ知識と技術を振り返って看護を行います。地域看護実習では、老人施設に出向いて健康教育を行ったり、3歳児検診なども行います。

進路を考える高校生にオススメの看護体験

将来の職業として、少しでも看護師のことを考えたことのある高校生にお勧めなのが、「看護週間(5月12日を含む週の日曜日~土曜日)」に全国の医療機関で実施される、1日職場体験です。

職場体験は看護週間のほかにも、夏休みなどにも行われおり、看護師の仕事を間近で見ることができる貴重な機会となりますので、興味のある方はお住まいの地域の看護協会や大きな病院のHPをチェックして職場体験の実施を問い合わせてみると良いでしょう。

病院だけでなく、老人保健施設、特別養護老人ホーム、訪問看護ステーションなどでも、施設内の見学、バイタルサインの測定、医師や看護師による講習などの独自の職場体験のプログラムが用意されています。