病院の食事は患者さんの病状、年齢、性別に合わせて用意されます

入院中の患者さんは、病気の種類や状態は勿論、年齢や性別、体形もさまざまですので1日に必要なエネルギー摂取量も異なりますし、歯の状態がよくない高齢者の場合は食べ物の形状にも配慮が必要となります。そのため病院で出される食事は、病院管理栄養士、調理師によってその人に合わせた量を盛り付けて名札をつけてから、病棟へ運ばれます。

仕事はできず、趣味を自由に楽しめず、外出も制限がある入院生活をおくるなかで、食事は数少ない楽しみの一つであると同時に、大切な治療の一環でもあります。自力での食事が難しい患者さんに対しては、看護師が介助を行います。

昼食を食べたら、食後の薬の時間です。受持ちの患者さんが薬を指示通りに服用したことを確認できたなら、口腔ケアを行います。自分で歯磨きが困難な人には、歯ブラシやスポンジで食べかす、歯や舌の汚れを取り除きます。口腔ケアは患者さんの口の機能や健康状態を維持し、さまざまな病気の予防にもつながる大切なケアの一つです。